図書館の活用

今日は図書館で英文を読み解く以前に知るべき現代社会の常識という本を借りました。この本はまさにタイトルどおりの本なのですが、面白いことに文章は縦書きで英語の文章は出てきません。世界の政治、経済、紛争問題、環境問題などについての基礎知識が日本語で説明され、そこで登場するキーワードの英単語が示されています。例えば人道的介入(干渉) humanitarian intervention経済制裁 economic sanctions など。出てくる単語はそれほど多いわけではありません。ちょっと読み始めましたが最初から「現代社会を考える」と題して、権力の変化、人間の変化、学問の変化などと結構難しいというか社会科の授業のような感じでなかなか手軽に読めるというものでもないようです。まえがきにも書いてありますが興味のあるところを辞書的に読むのも良いかも知れません。(だとすると本を買わないといけないが..)
この本は誰にでもお勧めできるというものではないかも知れませんが、大抵の図書館には英語の勉強に役立つ本がたくさんおいてあります。TOEIC や 英検の参考書や問題集などは置いているところは少ないと思いますが、初心者向けの How-to 本や言語学の見地から書かれた本格的な本まで色々見つかるでしょう。なかなか図書館にはなじみがない人も多いかも知れませんが、英語マスターを目指すならば一度は足を運んでみて自分にあった本を探してみるのはいかがでしょうか?