スピーキングの心構え

昨日の英語でしゃべらナイトノーベル物理学賞受賞のアンソニー・レゲット教授のお言葉。

重要なことは日本語にはニュアンスを伝える表現が数多いが、英語にはそういった微妙な言葉遣いが存在しないということです。多くの日本人が英語を話す時当惑してしまうのは日本語のニュアンスを正確に表現しようとするからなのです。つまり皆さんが英語を喋る時には細かいニュアンスにはあえて目をつむりある程度割り切ってしまえば良いのではないでしょうか?
自分が英会話教室に通ってたころ先生の質問に対して正確に答えようとすればするほど答えにつまってしまったのを思い出す。自分の気持ちや感情を単純化してしゃべるようにしてからは割りとスムーズに行くようになった。言葉が見つからないからといって本心でないことを言ったり不真面目になってしまうのはどうかと思うが、自分の知っているシンプルな表現を使って、細かいニュアンスはその後の会話のキャッチボールで伝えていければ良いのではないだろうか。